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ロシア民話「ゆきむすめ」 第1回

本日より、人生40数年で影響を受けたり、印象に強く残った
本の思い出を、なんとなく綴っていきたいと思います。

第1回目はロシア民話の「ゆきむすめ」です。
20081102022745.jpg


物心ついたときに読む絵本の記憶は、生涯覚えているものですね。

このお話は、子供がいない、おじいさんとおばあさんが、
さびしさのあまり、真冬に雪で、可愛い娘をつくったのですが、

あまりに可愛く、うまくつくれたために、命が芽生えて
人間の女の子になったお話です。

雪娘は成長して、美しい少女になったのですが、
夏は外出するのを嫌がり、太陽が怖いといって、
遊びにいっても森の木陰にたたずみ、
小川に足を入れて、涼んでいました。

しかし、遊びに連れてこられた女子たちに、
雪娘は草原の広間で、焚火の上を飛びこすことを、強要されます。
20081102022816.jpg


雪娘は、仲間はずれにされたくないので、
勇気をもって
焚火の上を飛び越した瞬間。

煙となって空へと消えていきました。

ここで唐突に、お話は終わります

これは確か4歳か5歳のころ、読んだと思うのですが、
衝撃でした。消えてなくなる。

幼心に、強要した女子連へのかすかな憎しみと、
そのことを知らない、おじいさん、おばあさんへの悲しみ、
何よりも、雪娘のはかなさへの「憐憫」の情。

これは、情操教育というよりも、
雪娘への「恋」です。

記憶に残る、二次元少女への「初恋」でありました。

1963年 福音館書店/内田莉莎子・再話/佐藤忠良・画

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プロフィール

manchi

Author:manchi
メディア、情報文化、マンガ、アニメーションなどの批評・研究などやっております小山昌宏です。著書『情報セキュリティの思想』(勁草書房)『宮崎駿マンガ論』『戦後「日本マンガ」論争史』(現代書館)など。

http://http://researchmap.jp/46462176/

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