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三上ちさこライブの余波 第74回

昨日のライブの余波。
池袋ブラックホール以来の参戦。

伊吹留香プロデュース。
代官山・晴れたら空に豆まいて ライブの「とり」。

いつも思うのは、三上ちさこの、あの華奢な身体からほとばしる勇猛なパワーの凄み。
それでいて、とても愛らしいのはなぜだろう。

8ビートの重低音爆撃は、fra-foa以来のサウンドだが、
1曲1曲に全身全霊を傾けて歌うちさこの声に、不思議な感動が湧いてくる。

昨日は、なぜだか涙腺が切れかかった。

彼女の歌は、いつも死の匂がする。
それは腐臭ではなく、
芳しい死への旅立ちを経た、輝かしい生への希望を予感させる。

死と生の輪廻。
そこから生まれる快楽が、身体中にひろがってゆく。

私たちは、たぶん、ちさこの歌声を聞くたびに、胎内から現世へと、
苦しみの種を運び、それを花開かせようともがき続ける自分とであう。

苦しみは、死とともに胎内に新たな「私」という生をもたらす。

彼女の歌は宇宙。

そこには、存在した生命の数だけの悲しみと喜びがある。

そこには、遂げられなかった、幾億もの想いが、
彼女の身体を通してほとばしっている。

三上ちさこは、間違いなく現代のシャーマンの一人だろう。

わたしたちのわりきれない想いを、
彼女は不確かなまま何処かへ連れてゆく。

何の予告もないままに…。
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manchi

Author:manchi
メディア、情報文化、マンガ、アニメーションなどの批評・研究などやっております小山昌宏です。著書『情報セキュリティの思想』(勁草書房)『宮崎駿マンガ論』『戦後「日本マンガ」論争史』(現代書館)など。

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